



教習所から帰ってきました、
卒業検定でいっかい落ちてしまって、
結局19日間、徳島県の阿北という所にいてました。
徳島県の阿北というところは想像以上のところで、
建築物は低層で、さらには大阪では考えられない薄密度っぷりで、
それによって生まれる空の広さは圧倒的でした。
田んぼにあぜ道、
いなごにカマキリ
蝶に蛾
それに名前もわからん虫
すべてが異世界でした、
でも、僕の父親やおじいちゃんが過ごしてきた世界の片鱗のような気がして
ちょっと懐かしくもかんじれる世界。



不便さの生み出す時間は、
便利さによって削られてしまった
小っちゃい小っちゃい感動を気づかせてくれる。
雲のながれや、アスファルトに映る影、
風に揺れる葉、朽ちてちいさく見えるイス、
どれもささいなことやけど、
そこにはたしかに時間の流れをかんじるし、
人の気配をかんじる。



教習所での出会いはその場しのぎになりがちで、
関係は浅くて浅くて、
うわべの付き合いはもううんざりやから、
一緒に遊ぶならお互い気兼ねなく心底楽しみたいし、
恋愛なら本気になりたいし本気にしてほしい。
教習の間だけの関係ほど無駄なもんはない、
今、阿北に残ってる一緒に遊んだみんなには
この出会いを大切にしてほしい。
免許より大切な物を免許のために犠牲にしたらもったいないやろ?
一夏の思い出を一人で思い出すより、
一緒に過ごしたみんなで語るほうが何倍もたのしいで。